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地中の水分が不足したとき
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地中の水分が飽和に近づいたとき
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根が水を吸い、土の中の水分が不足すると、根の毛管力により吸引圧が大きくなるのでチューブから水分が不足している部分により多くの水が自動的に供給されます。 |
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地中の水分が飽和状態になると、その部分にはチューブからの水分補給は抑えられます。
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土の水分を一定に保つためには「低水量・長時間」灌水が理想です。最適滴下量10mL/分/m以下の超低流量を実現し根に直接の水分供給ができるので植物・作物の生育に理想的な環境を作ります。
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20〜30cmピッチのところから水が出る在来品の灌水チューブと違い、チューブ全体から水がにじみ出るため土詰まりなどのリスクが最小限です。60〜80ミクロンの多孔タイプのため、根のチューブ内侵入もありません。
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地中灌水が可能なため地上への蒸発・地下への流出も最小限です。
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地中灌水により地表面・葉面が濡れず、害虫の発生や雑草の繁殖を抑えます。
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屋上緑化・壁面緑化・複雑な形状の土地・芝地・農場・ゴルフ場・サッカー場・野球場・ガーデニング。様々な場所で埋設チューブ灌水できます。
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タイヤリサイクル粉末ゴムを主原料としているので廃棄物の再資源化・環境保全に貢献。屋上緑化ではヒートアイランド現象の緩和にも役立っています。
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灌水方法 |
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■最適滴下量10mL/分/m以下の低流量で長時間(4時以上)かけて地中潅水してください。(チューブを地上に直置きした地上灌水も可能です)
■水源の元圧は1〜2Kg/cm2以上を確保してください。使用開始時は0.1Kg/cm2でも作動しますが、水源の水質の影響で1〜2Kgcm2以上必要になる場合があります。また、通水洗浄時もこの圧力が必要です。
■水源の元圧が変動する場合はオプション部品の減圧弁(別売)を使用してください。減圧弁の標準設定水圧は1.5Kg/cm2です。
■水質や土壌条件により同じ圧力条件でも滴下量が異なる場合があります。この場合、水圧は変えずに流量で調整してください。オプション(部品)の流量計もしくは市販の水道メーターを使用すると灌水量を定期的に把握でき便利です。
■ウォータードロップチューブは低水量(最適滴下量10mL/分/m以下)で長時間(4時間以上/日)かけて灌水するように設計されています。温度や作物等、条件により異なりますが1m2あたり2〜4Lの灌水量が標準です。地表灌水のい半量を目安に灌水量を決めてください。
※例:灌水面積=1,000m2、雨量換算で=2mmとすると灌水量は2,000Lとなります。この時、灌水量と流量の関係は下表のようになります。
灌水量(L) |
灌水時間(時間/日) |
流量(L/分) |
2,000
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24
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1.5
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12
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3.0
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8
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4.0
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4
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8.0
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○灌水量(L/分)=面積(m2)×雨量換算(mm)÷灌水時間(分) |
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最大延長距離 |
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ウォータードロップチューブ1本の最大延長距離は60mです。これを超えない範囲でご使用ください。 |
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埋設の深さ |
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ウォータードロップチューブの埋設深さの目安 |
植物の種類
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芝、地被類、草花
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低木類
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中高類
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埋設深さ(cm)
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2〜30
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2〜50
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2〜60
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※施工上地中埋設が不可能である場合は地表に敷設し、2センチ程度土盛りをして下さい。 |
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埋設の間隔 |
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土壌の種類 |
粗砂 |
ローム土 |
粘土 |
植物の種類 |
水の広がり |
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芝・地被類・草花 |
30〜50
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50〜80
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70〜100
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低木類 |
30〜60
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50〜90
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70〜120
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中高木類 |
30〜90
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50〜120
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70〜150
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※厳密な管理を必要とする場合は使用場所で短いウォーターチューブを埋設し試験した後、埋設間隔を決定してください。
※芝地での使用は50センチ以下の間隔で埋設してください。 |
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□図面の最下部にCADデータとPDFデータがダウンロードできるようになっています。 |
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配管例 |
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規格 |
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製造地 |
日本国 |
形状 |
同心円パイプ |
色 |
黒 |
材質 |
・古タイヤを粉砕して得られるゴム粉末
・直鎖状低密度ポリエチレン |
破壊圧力 |
4.9〜7.0kg/cm2 |
内径 |
9.2mm(内径許容差+-0.2mm) |
外径 |
13.6mm(内径許容差+−0.2mm) |
肉厚 |
2.2mm(肉厚許容差+−0.2mm) |
1巻の長さ |
最長100m(5m単位販売可能) |
1巻の重量 |
7kg(重量許容差+−300g) |
引っ張り強さ |
20kgf/cm2 |
検査方法 |
JIS試験方法による |
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